書評のようなもの(仮)

SF、ラノベ、漫画、音楽なんかの記事をgdgd書いたり、DTMして遊んだり。

最近読んだ本のまとめ的なアレその6

アニメの記事(主に今期の)も書こうかなと思いつつ今日も読書感想文を載せるだけの記事となった。

シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約(ちかひ) (徳間文庫)

シンギュラリティ・コンクェスト 女神の誓約(ちかひ) (徳間文庫)

 

 『AUVR』という未知の現象によって宇宙崩壊が真近に迫った20XX年が舞台。人工知能(AI)の力を借りて人類滅亡を回避すべきだという『エデン派』と、人間の力のみでナントカすべきだという『ノア派』の争いを背景に、AI(ツンデレ)と人間が交流したり、喧嘩したりするようすをラノベちっくに描いたシンギュラリティSF。人類救出のためにとるAIの行動がなかなか衝撃的でした。

Occultic;Nine1 -オカルティック・ナイン- (オーバーラップ文庫)

Occultic;Nine1 -オカルティック・ナイン- (オーバーラップ文庫)

 

 志倉千代丸さん執筆のライトノベルオカルト系まとめブログを運営する少年&少女が、流行の都市伝説や噂話をかぎ集めるうちに、触れてはならない本当の闇に足を突っ込んでしまう……といった感じのストーリーなのですが、彼等の他にも、ニコ生アイドル、ムムー雑誌記者、イケメン若手刑事、黒魔術屋、学生科学者などの多数の主要キャラが登場して話の視点も目まぐるしくチェンジしていく。いかにも話の核心部を匂わせる『MMG』パートは真実かもミスリードかも不明だし、りょーたすはカワイイけど裏がありそうだしと、あれこれ先を想像しながら読むのが楽しい一冊でした。

 同じ部屋が無限に続く謎の建造物に閉じ込められた大量の女子中学生が、互いに協力したり、捕食しあったりしながら残酷な脱出劇を何世代も繰り広げたすえ、一つの巨大な歴史を築いてゆくというタイトルっぽい展開に。完全に閉じた世界で繁栄と衰退を繰り返す少女達のようすを記録にでもとるかのような単調な文章がとんでもなく冷めていてゾっとした。

絶深海のソラリス (MF文庫J)

絶深海のソラリス (MF文庫J)

 

深海数千メートルに佇む怪しげな研究所に潜入した『水使い』の訓練生4人と教師が、凶暴な人工海底生物に遭遇して、スリリングな脱出劇を繰り広げるのだけど……そう簡単にいくはずがなかった! 『水使い』の持つ異能力を駆使してどうにか危機をしのいでゆくものの、次々やってくるピンチに状況はしだいに悪化して、読破する頃にはどうしようもない絶望感と衝撃と後悔がこみ上げてきます。1巻からこんなクレイジーな展開を用意するとは思うはずもなく、面白かったです、凄く

BABYMETAL(通常盤)

BABYMETAL(通常盤)

 

人気のメタル系アイドルユニット。ゆるふわ娘ボーカルの後ろで、低音高音圧なメタルサウンドがドコドコ激しく鳴ったかと思えば、サビで急にメロディアスになって心地よかったり、エレクトロ系シンセサウンドで派手に盛り上げてみたり、アニソンぽいものも入っていたり、和風アレンジが面白かったり……。なんだかもう好きなものをぎゅうぎゅうにして全部詰め込んだようなコテコテさがタマラナイ感じでした! あと、何回も聴いてるとインパクト抜群のキャッチフレーズ的な歌詞が頭の中でぐるぐるしてうわああああってなります。8曲目に流れる『4の歌』の歌詞が良いですね。 

 エイフェックスツインの新盤。最後に聴いたのが確か、「Drukqs」だったと思う。新盤を聴いた印象は、最初の1曲目からあーこれはエイフェックス・ツインだなーと思うような感じのレトロなシンセ音が満載で懐かしいような、うれしいような。ちなみに自分が一番好きなアルバムは下の2枚です↓

Richard D James Album

Richard D James Album

 

 写真はエイフェックス・ツイン本人です。恐いよ!

Classics : The Aphex Twin (RS95035RM)

Classics : The Aphex Twin (RS95035RM)

 

 とにかく好きでした。

「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」を見たので感想を……。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.(初回限定版)(オリジナル・サウンドトラック付き) [Blu-ray]

映画館で軽いショックを受けて帰ってきたエヴァQでしたが、一昨日放送していたTV版を見るとわりとすんなり楽しめました。

※ネタバレ記事ですのでご注意を

使途にのみ込まれた綾波を救出するため初号機を暴走させサードインパクトを起こしかけたシンジ君でしたが、月から飛来したエヴァマーク6にそれを阻止され……というのがエヴァ破のクライマックスだったのですが、Qの舞台はそこから14年後の世界ということになっています。

どういう経緯を辿ったのかはまったく説明がありませんが、サードインパクト後に、初号機とシンジ君は宇宙空間に完全隔離されていたようで、それを再び復活させるべくアスカとマリが回収に向かったというのが、Qの最初のシーン。実は一番好きな場面ではあるのですが、

そもそもなぜまた初号機とシンジ君を回収する気になったのか? もうすでに謎だった。(放っておいたらネルフが今回の計画のために初号機&シンジ君を奪いにくるから? ……だと思うおそらく。)

そして、無事に復活したシンジ君が何もかも変わり果てた14年後の世界でパニックになるのですが、同じように視聴者の僕らも、何がなんだかわけがわからない。なぜなら物語の視点がシンジ君中心に描かれているので、立場的には何も知らないシンジ君とまったく同じ状況にたたされてしまうからです。

映画舘では頭に?が三つくらい浮かんだのですが、二回目ともなるとある程度は俯瞰的に見れるので序盤で振り落とされることはなかった。かつては同じ組織に属していたネルフメンバーが、14年の間に『ネルフ』と『ヴィレ』という二つの組織に分裂して互いに対立していることも難なく受け入れられます。シンジ君を回収したのはミサトさんがリーダーの『ヴィレ』ですが、序盤のほうで『ネルフ』の命令によってやってきた綾波(2体目のクローン)によって連れてかれてしまいます。

ボロボロのネルフ基地にやって来たシンジ君はそこでゲンドウに会い問答無用で『エヴァに乗れ』などと命令されますが、そうこうしているうちに、今回のキーパーソンであるカヲル君に出会います。そして自分の「願い」がトリガーになって起こったサードインパクトで世界が崩壊したこと、あれから14年たったこと、結局、綾波(1体目)は助けられなかったことを知り絶望のどん底に叩き落とされてしまう。

 しかし、物知りのカヲル君は、サードインパクトの爆心地、ネルフセントラルドグマに眠る2つの槍を引っこ抜いて奪取してしまえば、シンジ君がサードインパクトで「綾波を助けたい」と願ったときと同じような奇跡を今度こそ起こせるかもしれない!……と、シンジ君を励まします。

もともと、セントラルドグマへ行って2本のやりを(エヴァ13号機で)引っこ抜くのはゲンドウ(ネルフ)の計画だったのですが、それを利用して奇跡を起こそうと目論むのが今回のカヲル&シンジ君なわけです。

結局、それもゲンドウによって阻止されてしまう(2本の槍のうち1本が目的のものとは違う槍にすり変わっていたらしい)ので、奇跡なんて起こらないのですが、そのかわりに、またまたそれがフォースインパクのトリガーになってしまいます。今回は、エヴァ13号機に乗ったカヲル君の自害によってフォースインパクトはどうにか止まり、シンジ君は、アスカに甘えるなとぶっ叩かれ幕を閉じる……といった感じになります。

 長い説明になってしまいましたが、最後に書いたフォースインパクトの発生ネルフとそれにつるむゼーレが最初から目論んでいたことで、つまりは今回も彼等の計画通りに進んだということになります。

ここまで書いておいてなんですが、他にもあれこれ意味深な台詞が多いので、たいはんは推測とか考察とかになってしまう。なので、ぜんぶを理解するなんて到底無理なので、エヴァQを2回見た感想としては、やっぱり

よくわからないけどなんだか楽しい!

という感じになってしまう。

ただ、自分だけの「願い」のために世界を無茶苦茶にしたシンジ君をそれでもふっきれなかったミサトさんや、ぶっ叩いたアスカの優しさにはグっとくるなと……思います。

 「人類補完計画」といえばクラークのコレ!↓

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

 

 こっちはまだ読んでません↓

最近読んだ本のまとめ的なアレその5

ここ2ヶ月くらい色々あってあまり本を読んでないのですが、とりあえずまとめておきます。遅読なので毎日ちょびちょび本を読んでいるのだけど、習慣づいたものが乱れるとモヤモヤしてあーもーってなるなと改めて思いました。

2 (メディアワークス文庫)

2 (メディアワークス文庫)

 

 著者の過去作に登場した天才/奇才キャラが勢揃いして主人公達のつくる自主映画の制作に関わっていくのだけど、その制作過程でテーマがどんどんふくらんでいって完成する頃には途方もないスケールの物語になっている。映画制作を通じて「面白さとは何か?」「感動とは何か?」「創作とは何か?」といった根本的な問い(テーマ)をひたすら追求したすえに、それが進化論や愛といった作中キーワードに結びつく後半の大胆な論理展開にはすこぶるワクワクさせられました。なんというかもう原点回帰で到達点で踏み台的な一冊でした!

 前作の『東雲侑子は短編小説をあいしている』も好きなんですが、新作こっちも面白かったです。性同一性障害のヒロインと、その彼女にあわい恋心を抱く主人公との関係をやさしく描いた恋愛ものなんですが、友情と恋のあいだであたふたする主人公の葛藤は青春っぽくて爽やか(?)だなと思ったりしました。

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫JA)

 

 特撮にアニメにオカルトネタ満載のSF短編集。だいぶ前に読んだ『アイの物語』もそうなんですが、とにかく通なヲタクネタがコテコテに詰まっている。自分はまったくわかりませんでしたが、「SFマインド」ならぬ「ヲタクマインド(なんだそれは)をくすぐられるかもしれない一冊です。

Rush (Original Mix)

Rush (Original Mix)

 

 ブリブリの分厚いシンセベースとブレイクからサビへかけての綺麗なメロディラインがとにかくカッコいいMat Zoのトランス。1曲目からすでに最高でした!

上記で紹介した山本弘さんの長編SF↓ 

アイの物語 (角川文庫)

アイの物語 (角川文庫)

 

 

「ギルティクラウン」を全話見たので感想を……。

ギルティクラウン 11(完全生産限定版) [Blu-ray]

おもしろくてどっぷり感情移入したのですが、過酷な展開があまりにも多いので後半は見るのがひたすらに辛かったです。

一介の高校生・桜満 集(主人公)が『葬儀社』と呼ばれるテロ組織に加わり、メンバーの一人である蝶いのりと共にその運命を全うする壮大なセカイ系ボーイミーツガール。ストーリーの主体として描かれるのが『葬儀社』によるテロ活動なので、その片棒を担ぐ主人公には否応なく厳しい現実が待ちうけているのですが、 そんな現実に耐えられるほど彼の精神は強くはなかった!(そりゃそうだ)。 何か事件がある度にズタボロに傷つく繊細な彼の姿を見ているとナントモいたたまれない気分にさせられます。

 最初の方は、仲むつまじい学園生活の風景とか、葬儀社のメンバーに主人公が打ち解けていく様子などが描いてあってまだ平穏さが存在したのですが、第2期に入る頃になると積み上げてきたそれらの関係は、激化する争いによってあっけなく壊れてしまいます。

話の詳しい筋までは書きませんが、ネットに拡散するあやふやな情報に振り回され疑心暗鬼になる学園生徒は混乱と恐怖で正気さを失うし、主人公やその友達達もどんどん豹変していく。おいおい、大丈夫なのかこの展開と心配になりながら見ていると、決定的ともいえる少女の犠牲によって、噛み合っていた歯車が完全にズレてしまう。やばい、続きを見るのが本当に辛い……。

 しかし、やばい辛いと思いながらもまだ続きを見たくなるこの中毒性のような魅力はどこから沸いてくるのだろう。とにかく、ここまできたら最後まで見届けないと気がすまない。なにかしら希望のようなものがあると信じて最後まで見ました。その後も過酷な展開の連続なんですが、どうにかこうにかクライマックスまでたどり着いた。

さんざん心を痛めながら迎えたラストは自分でもよくわからない謎の感動に包まれてしまい、

目のウルウルが止まらなかった。

これでもかといわんばかりにひっくり返る怒濤のどんでん返しも楽しいのですが、それ以上に、もうダメなんじゃないかという混沌とした状況にズタズタになりながら、それに立ち向かっていく主人公達の姿にグッとくるアニメでした。

ただ、その過程には主人公の持つ「弱さ」のようなものが、ありありと描いてあるし、取り返しの付かない間違いも散々する。それによって人間関係は破綻するし、救われないままのキャラもでるし、かわいいヒロインは豹変するし……と、上げるとキリがないのですが、とにかくもうやめてーと、見ているこっちが叫びたくなる状況が多々あります。

 すべてを見終わったあとは、複雑な余韻がずっと続いて、なにしから残るものがありました。

 OPやEDに流れたEGOISTの曲がとにかく良いです↓

Extra terrestrial Biological Entities

Extra terrestrial Biological Entities

 

 ついでにsupercellの新盤も。ロックな一枚でした↓

ZIGAEXPERIENTIA(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

ZIGAEXPERIENTIA(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

 

 

「プリズマ☆イリヤ」を全話見たので感想を……。

Fate/Kaleid liner プリズマ☆イリヤ 通常版 第1巻 [DVD]風呂場に突然、押しかけてきたおしゃべりな魔法のステッキにせっつかれて魔法少女をはじめたイリヤと、謎の使命感に駆られる孤独な少女・美遊が協力して精霊カード集めをする笑いあり感動ありの百合系魔法少女バトルものです。

お馴染みのFateキャラが全く別の舞台で異なるストーリーを展開するのですが、こういうのなんていうのだろうか? シェアワールド? アナザーストーリー? よくわかりませんが、原作のFateでは敵キャラとして登場したイリヤが今作では主人公に抜擢されてますので、イリヤファンは大喜びできること請け合いです、たぶん。あ、あと美遊もよかったです。

とにかく、この二人が命がけの精霊カード集めを通じて、親しみあったり、すれ違ったり、傷付けあったりしながら、互いの距離をどんどん縮めていくのですが、そんなさまざまな試練を、どうにかこうにか乗り越えていこうと頑張る

二人の健気な姿がとてもかわいらしい! 

という感じのほっこりアニメだったので、見てよかったなーと思う。互いに仲良くなった次の話でさっそく喧嘩してピンチを迎えるというジェットコースターみたいな急展開もあって、なかなかシリアスな場面もあるのですが、やっぱり最後はほっこりだなーと思うような着地点なので、気をぬいて楽しめました。あと、べったりした二人の終盤の関係も百合っぽくて\(^o^)/って感じになります。

……それにしても、凜とルヴィアが完全なオバサン扱いなのは何故なんだろうか?

↓購入したのはPC版ですが……な、懐かしい。

フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] (通常版)

フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] (通常版)

 

 ↓こっちも好きです(PC版)。

 ↓ついでにコレもオススメです。 

魔法使いの夜 初回版

魔法使いの夜 初回版

 

 

最近読んだ本のまとめ的なアレその4

東浩紀さんの「クォンタム・ファミリーズ」がとにかく面白かった。もう発売してますが「クリュセの魚」も読もうと思った。

クォンタム・ファミリーズ (河出文庫)

クォンタム・ファミリーズ (河出文庫)

 

量子ネットワークの誕生により平行世界へのアクセスが可能になった近未来が舞台。死んだ母・父を救うために息子と娘が互いの平行世界に干渉しあって、過去の改変を試みるのだけど、干渉すればするほど、タイムパラドックスが発生して、残酷な事件に一家総出で巻き込まれるという。ネットワークを通じての情報的なやりとりでのみ繋がる“血の繋がらない家族”が、憎みあったり許しあったりしながら、無数の現実/虚空を渡っていく姿は非現実的なようで、今っぽくもあります。

俺が生きる意味 1 (ガガガ文庫)

俺が生きる意味 1 (ガガガ文庫)

 

 学園に閉じ込められた全生徒が、襲ってくる人食い妖怪達からひたすら逃げまくる学園パニックホラー。ホラーらしい露骨なぐちゃどろ描写が多くてけっこう萎えるのですが、なぜだか先が気になって読み進めてしまう。いつ死んでもおかしくはない危機的な状況に立たされた登場人物等のギスギスした人間関係も殺伐としていて、思っていたよりずっと過激な一冊でした。続きどうしようか…。

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

 

1期生と2期生の間で起こる「格差」をテーマにした入学編もこれにて完結。のっけから情報過多な設定を生かしたロジックバトルの奔流なのですが、うーん……ひたすらに凝ってるなあと思います。情報系科学や素粒子を下地にしたような架空の魔法体系をこれでもか!といわんばかりに作り込んで、多くの造語を使って解説しているところなんかはSF的なイヤらしさ(?)をひしひしと感じました。

 何事もゲームで全ての勝敗が決まる「盤上世界・ディスボード」がいかにして誕生したのかについての謎が明かされる今巻。第0巻として発売する予定だったものを急遽6巻として発売したらしい。最強の神々達が唯一神の座を奪い合って戦争を繰り広げる過酷な世界で、最弱の人類が多くの犠牲を払いながらもその戦いに挑む壮大なストーリーに感動しました。

A Town Called Paradise

A Town Called Paradise

 

 Tiestoの新盤。Tiestoといえばトランス!というイメージが強いのですが、今作はアッパーチューンなEDMが満載でとにかく盛り上がります。好きな曲が何曲もあるので全部は書きませんが、応援歌みたいなノリの4曲目『A Town Called Paradise』がすごく良いなあと。誰にオススメすれば良いのか全くもって謎ですが、とりあえず、全力でオススメです!

 ↓以下、最初に書いた例の本です。

クリュセの魚 (NOVAコレクション)

クリュセの魚 (NOVAコレクション)

 

 ついでにコレ↓も未読なので読みたい。

テキスト9 (Jコレクション)

テキスト9 (Jコレクション)

 

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語」を見たので感想を……。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(通常版) [DVD]

ブームに乗り遅れた感がなんだか凄いのですが、まあいっかと思いつつ感想を書いてみます。ネタバレ記事ですのでご注意を。

TV版の最終話では、全宇宙の概念となったまどかがすべての魔法少女を救いストーリーはキッチリ完結したかのように思えました。が、本作ではその後の世界を舞台に、またもや、キュウベエの計画に乗せられそうになった彼女らがドタバタ魔法バトルを繰り広げ、再び世界を改変するという、新たな境地を迎えるのが今回の大筋です。

しかも今回、キュウベエの計画に利用されるターゲットになるのが、TV版で、さんざん彼等に振り回されたほむほむです。ストーリー自体も彼女を軸に展開していくため、ほむほむの抱く感情や想いがありありと伝わってくるような感じでした。

ここまで書くとわかるように本作はほむほむが主人公でもあるし、(ダーク)ヒーローのような役でもあります。もう二度と会えないはずのまどかに強すぎる感情をよせ、自身の心象世界でそれらをつくりだし、クライマックスで爆発させ、大活躍してくれます。

このクライマックスの歪んだ感じ(?)の爽快感がなんともいえない楽しさがありました。TV版だと、まどかとほむほむの関係は「最高のお友達」で完結していたのですが、本作では、その一線をほむほむが一方的に乗り越えてしまい、それ以上の関係を手に入れようとするのです。なかば強引すぎるほむほむに、まどかもタジタジで、キュウベエの立ち入る隙間すらなかったという……。

このクライマックスを見て思い出したのが沙耶の唄(シナリオ:虚淵玄)なんですが、これもまた二人の強固な関係が世界を再構築する(ネタバレ注意)という壮大なシナリオで。でも、こっちのほうはもっとぐちゃどろでアイロニカルだったかな。なんだか「まどまぎ」に「沙耶の唄」をこじつけたような記事になってしまいましたが、どっちも面白いのでオススメです!

 ※下は「沙耶の唄」のサントラです。

沙耶の唄 オリジナルサウンドトラック