書評のようなもの(仮)

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「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語」を見たので感想を……。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語(通常版) [DVD]

ブームに乗り遅れた感がなんだか凄いのですが、まあいっかと思いつつ感想を書いてみます。ネタバレ記事ですのでご注意を。

TV版の最終話では、全宇宙の概念となったまどかがすべての魔法少女を救いストーリーはキッチリ完結したかのように思えました。が、本作ではその後の世界を舞台に、またもや、キュウベエの計画に乗せられそうになった彼女らがドタバタ魔法バトルを繰り広げ、再び世界を改変するという、新たな境地を迎えるのが今回の大筋です。

しかも今回、キュウベエの計画に利用されるターゲットになるのが、TV版で、さんざん彼等に振り回されたほむほむです。ストーリー自体も彼女を軸に展開していくため、ほむほむの抱く感情や想いがありありと伝わってくるような感じでした。

ここまで書くとわかるように本作はほむほむが主人公でもあるし、(ダーク)ヒーローのような役でもあります。もう二度と会えないはずのまどかに強すぎる感情をよせ、自身の心象世界でそれらをつくりだし、クライマックスで爆発させ、大活躍してくれます。

このクライマックスの歪んだ感じ(?)の爽快感がなんともいえない楽しさがありました。TV版だと、まどかとほむほむの関係は「最高のお友達」で完結していたのですが、本作では、その一線をほむほむが一方的に乗り越えてしまい、それ以上の関係を手に入れようとするのです。なかば強引すぎるほむほむに、まどかもタジタジで、キュウベエの立ち入る隙間すらなかったという……。

このクライマックスを見て思い出したのが沙耶の唄(シナリオ:虚淵玄)なんですが、これもまた二人の強固な関係が世界を再構築する(ネタバレ注意)という壮大なシナリオで。でも、こっちのほうはもっとぐちゃどろでアイロニカルだったかな。なんだか「まどまぎ」に「沙耶の唄」をこじつけたような記事になってしまいましたが、どっちも面白いのでオススメです!

 ※下は「沙耶の唄」のサントラです。

沙耶の唄 オリジナルサウンドトラック