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書評のようなもの(仮)

SF、ラノベ、漫画、音楽なんかの記事をgdgd書いたり、DTMして遊んだり。

「ギルティクラウン」を全話見たので感想を……。

ギルティクラウン 11(完全生産限定版) [Blu-ray]

おもしろくてどっぷり感情移入したのですが、過酷な展開があまりにも多いので後半は見るのがひたすらに辛かったです。

一介の高校生・桜満 集(主人公)が『葬儀社』と呼ばれるテロ組織に加わり、メンバーの一人である蝶いのりと共にその運命を全うする壮大なセカイ系ボーイミーツガール。ストーリーの主体として描かれるのが『葬儀社』によるテロ活動なので、その片棒を担ぐ主人公には否応なく厳しい現実が待ちうけているのですが、 そんな現実に耐えられるほど彼の精神は強くはなかった!(そりゃそうだ)。 何か事件がある度にズタボロに傷つく繊細な彼の姿を見ているとナントモいたたまれない気分にさせられます。

 最初の方は、仲むつまじい学園生活の風景とか、葬儀社のメンバーに主人公が打ち解けていく様子などが描いてあってまだ平穏さが存在したのですが、第2期に入る頃になると積み上げてきたそれらの関係は、激化する争いによってあっけなく壊れてしまいます。

話の詳しい筋までは書きませんが、ネットに拡散するあやふやな情報に振り回され疑心暗鬼になる学園生徒は混乱と恐怖で正気さを失うし、主人公やその友達達もどんどん豹変していく。おいおい、大丈夫なのかこの展開と心配になりながら見ていると、決定的ともいえる少女の犠牲によって、噛み合っていた歯車が完全にズレてしまう。やばい、続きを見るのが本当に辛い……。

 しかし、やばい辛いと思いながらもまだ続きを見たくなるこの中毒性のような魅力はどこから沸いてくるのだろう。とにかく、ここまできたら最後まで見届けないと気がすまない。なにかしら希望のようなものがあると信じて最後まで見ました。その後も過酷な展開の連続なんですが、どうにかこうにかクライマックスまでたどり着いた。

さんざん心を痛めながら迎えたラストは自分でもよくわからない謎の感動に包まれてしまい、

目のウルウルが止まらなかった。

これでもかといわんばかりにひっくり返る怒濤のどんでん返しも楽しいのですが、それ以上に、もうダメなんじゃないかという混沌とした状況にズタズタになりながら、それに立ち向かっていく主人公達の姿にグッとくるアニメでした。

ただ、その過程には主人公の持つ「弱さ」のようなものが、ありありと描いてあるし、取り返しの付かない間違いも散々する。それによって人間関係は破綻するし、救われないままのキャラもでるし、かわいいヒロインは豹変するし……と、上げるとキリがないのですが、とにかくもうやめてーと、見ているこっちが叫びたくなる状況が多々あります。

 すべてを見終わったあとは、複雑な余韻がずっと続いて、なにしから残るものがありました。

 OPやEDに流れたEGOISTの曲がとにかく良いです↓

Extra terrestrial Biological Entities

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 ついでにsupercellの新盤も。ロックな一枚でした↓

ZIGAEXPERIENTIA(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

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